最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

「確かに、そうらしいですね……。」

 翔葉さんは神々家に仕えている。だから、新さんがどれだけ大変なのかも知っている。

 だから知っている人に直接そう言われると、寂しさがこみ上げてくる。

 最近は特に忙しいらしく、あまり一緒には居られない。

 仕方ないって思うしかないんだろうけど、嫌だと思ってしまう自分も居る。

 そう考えてしまうと、気分が俯きがちになってしまう。

 そんな私の気持ちに気付いたらしい翔葉さんは、おもむろにはーっと息を吐き出した。

「元宮が落ち込む気持ちも分かる。そりゃ、好きな奴に会えなきゃ嫌だよな。」

「……はい。こんな事思ってもどうにもならないし、ただ虚しくなるだけだって分かってるんですけどね……つい、考えちゃいます。」

「そんくらい新のことが好きっつー事か。」

 翔葉さんのその言葉に、少し恥ずかしくなるも首を縦に振る。

 新さんが好きだからこそ、もっと一緒に居たいって考えちゃう。

 わがままを言って新さんを困らせたくないから、そんな事は言えないけれど。