最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

《もし手出したら、使い魔に見張らせるから後で半殺しにするからな。》

 最後にそんな物騒な言葉を残し、ブチッと切れた通話。

 使い魔に見張らせるんだったら、俺いらなくね……?

 そう思ったが、今更何か言うのも面倒だったからやめた。

 スマホをテーブルに置き、ソファに寝っ転がる。

 さっき新には、眠たいと言った。

 ……だがそんなわけないだろう。あんな言葉聞いて、眠くなるはずがない。

『神菜が、お前と一回話してみたいって言ってたしな。』

 元宮が俺と話したい……なんて、一時の気の迷いだろう。

 俺は元宮と接点がほとんどない。あるとしても、新を通しての時だけだ。

 だからこそ、本当に元宮がそう言ったのかが怪しい。

 でも新が俺に嘘を吐くメリットなんかないだろうし、第一元宮なら言いそうだ……。

 あいつ、天然記念物並みのお人好しだから。

 ったく……本当、生粋の純粋女すぎだろ。

 ……俺は神々家に仕えている事もあって、数々の面倒で汚い仕事をたくさんしてきた。

 そのせいか性格も少しばかり歪んで、純粋とは程遠い人格ができあがった。