最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

 さっきまで耐えられた俺を、誰か褒めてほしい。

「……もうマジで、これ以上好きになったらヤバい。」

 これ以上神菜に骨抜きにされたら、理性なんか使い物にならなくなる。

 掴んだまま、一生離さなくなってしまう。

 だからさっき神菜を帰した俺の判断は、間違ってなかったって事だ。

 その時、ピコンッとスマホが通知音を点てた。

 ん、何だろう……。

 そう疑問を抱きながら、スマホ画面を覗き込む。

《今日休んだ代わりに、明日は物凄いたくさんの量の資料確認してもらうからね。覚悟しといたほうが良いよ、世妖。》

 ……はぁ、そうだよなぁ。

 天から来たメールに、大きなため息を吐く。

 当たり前って言えば当たり前か、仕方ない……。

 《分かった。》とだけ返信をして、俺はもう一度目を閉じる。

 もう少し寝てても、多分大丈夫……。

『母さん、俺から離れないでよ……。一緒に居てくれるって、言ったでしょ……?』

『父さんが母さんを殺したんだ! この人殺し……っ!』

 ……これだから、夢は嫌いなんだ。