最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

 ……でも、暖かいから眠たくなるのも事実だ。

 だけどここで私まで寝てしまったら、何だかダメな気がする。

 だから目を覚ます為に、世妖さんに話しかける事にした。

「世妖さん、好きなもの何ですか?」

 そういえば世妖さんとあまり話をした事ないな、と思いつつ尋ねてみる。

 これで少しでも、ミステリアスな世妖さんを知れたらいいな。

 ……けど世妖さんが口にしたのは、私が思っているよりも斜め上過ぎる回答だった。

「神菜。」

「……え?」

「俺が好きなのは、神菜だけど……? 正直言うなら、今すぐにでも俺のとこ来てほしいって思う。」

「はへっ……!?」

 そ、それはどういう意味でっ……。

 こう思うのは、自惚れかもしれない。ううん、完全に自惚れてる。

 だけど今は、そうとしか考えられなかった。

「俺は神菜のこと、真面目に好き。神々から奪いたいって、常々思ってるもん。」

「……じょ、冗談は良いですよっ。」

「これのどこが冗談だと思うの? 俺、本気だよ?」

 分かってた、きっと世妖さんはそう言ってくるだろうって。