最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

「これで許可は取れたから、一緒に寝よ?」

「さ、さっきので取れたんですか……?」

「うん、取れた。」

 絶対嘘だ……だって、「待って」って天さん言ってたもん……。

 不安になりながら、半ば強引にベンチに座らされる。

 それと同時に、ピコンッと私のスマホが通知を知らせた。

 あ、天さんから……。

《今日は二人ともお休みでいいよ。だけど神菜、絶対に世妖に気を許し過ぎない事!》

「許可、取れちゃった……。」

 天さん、もっと粘ってくれるって信じてたのに……!

 心の中で思うも、この思いは天さんに届く事はない。

「ならもう心配せずに寝れるね。」

 心配、というか不安が残ってるんですが……。

 のんびりあくびをして、今にも寝てしまいそうな世妖さんをとりあえずもう一度説得してみる。

「世妖さん、本当に生徒会行く気ないんですか?」

「ない……。今日は眠いから無理だって、さっきも言ったでしょ……。」

「わぁっ、寝ないでくださいっ!」

 確かにここは日が当たって温かいけど、外であるから風邪ひいちゃうんじゃ……。