最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

 せっかくちょっと起きてたのに……!

 天さん曰く、今日は世妖さんが居なければできない仕事があるらしく。

 世妖さんをスルーするわけにもいかず、私はうーんと唸ってしまった。

 どうにかして、世妖さんを連れていく方法は……。

「……ない、かもしれない。」

 だけど、考えてみても全くと言っていいほど良い案が思いつかない。

 というか世妖さんはミステリアスな人だから、何をすれば起きて生徒会に行く気になってくれるのかが分からない。

 結構痛手だなぁ、それ……。

 ……でもきっと、この様子だと本当に世妖さんは行かないだろう。

 とにかく、天さんに相談してみようかな。

 私だけではどうにもできなくて、ポケットからスマホを取り出す。

 そして、天さんに電話をかける事にした。

《神菜どうしたの? 神菜から連絡してくるなんて珍しいね。》

「その事なんですけど……今私、世妖さんと一緒に居るんです。でも、世妖さん日向ぼっこしてて生徒会に行く気ないようなんです……。どうすればいいですか?」