最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

 だからこそ、いろんや奴が先輩を欲しがる。例え、先輩に神々という強大な存在が居たとしても。

 僕だって、その内の一人だし。

 先輩の恋路を邪魔するような事は言いたくないけど、やっぱり恋心はそう簡単に抑えきれないもので。

「……先輩、少しだけ二人でお話しませんか?」

「うん、いいよっ。」

「ありがとうございます。」

 それに加え、先輩は無防備だ。

 僕がまだ、理性がある男で良かったですね。

 理性がゴミカスな奴だったら、騙されてもおかしくないのに。

 そう思いつつ、今だけは先輩を独占できると心の中でガッツポーズをする。

 先輩を教室からさほど遠くない休憩所に連れていって、ベンチに腰掛けた。

「今日は本当にありがとうございます。無茶ぶりみたいな感じだったのに、凄く丁寧に教えてくれて……。」

「ううんっ。こちらこそ、みんなと勉強できて嬉しかったから……ありがとうっ。」

 先輩は優しすぎるから、本来はこっちがお礼を言わなきゃならないのにお礼を言ってくる。

 それくらい、先輩は純粋だって事なんだろうけど。