最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

 数分後、僕は呆気に取られてしまった。

 というか、驚いた。

 先輩の説明、どの教師よりも分かりやすかった……。

 現役で教師をしているんじゃないかと思うほど、びっくりした。

「ねぇそろそろ休憩しない~? あたし疲れた~。」

「お、それ俺も賛成。ちょっと休憩挟むか。」

 うーんと伸びをして各々ゆっくりするこいつらも、大分進める事ができたらしい。

 だけど大方先輩が教えていたから、先輩に申し訳なくなる。

 ……ちょっと先輩と話してみようかな。

 今ここで話さなきゃ、今度はいつ話せるか分からないし。

 そう思った僕は自分の席から立ち上がって、先輩の元に向かった。

「先輩、お疲れ様です。」

「皐月君もお疲れ様っ。思ってたよりも集中しちゃったね。」

「はい。ここまで集中できたのは良かったです。先輩が教えてくれたおかげで、結構進められました。」

「それなら良かったっ。」

 ふふっと可愛らしく微笑む先輩は、きっと天使と言っても差し支えない。

 ……いや、間違いなく天使だ。