最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

 お揃い、だ……。

 好きな人と今同じものを付けているという現状に、わくわくが止まらない。

「えへへ、新さんと同じっ……。」

「そんなに嬉しいのか?」

「はいっ、とっても……! 新さん、本当にありがとうございます!」

「俺も、喜んでもらえて良かった。」

 私の頭を優しく撫でてくれる新さんに、また頬が緩む。

 だから私は油断していた。

 ――ちゅっ

「!?」

「もう少し先には、もっといいやつ渡すからな。」

 もっと、いいもの……。

「それまではこれが、代わりの指輪だ。」

 私から唇を離し、甘い声で囁いてくる新さん。

 もしかして……なんて、私は思ってしまった。

 私も、ずっと新さんと居たい。

 生涯共にするのは、やっぱり新さんが良い。

「大好きです、新さん。」

 呟くように、小さな声でそう伝える。

 ……それが新さんの何かを壊してしまったのか。

「何でそんな可愛い事ばかりするんだ。俺の理性が持たない。」

「え、ちょ、新さっ……んっ……!」

 さっきとは全然違う、とても甘いキス。