最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

 思わず、ドキッと胸が高鳴る。

 いや、いつも新さんにはドキドキされっぱなしだけど……今は何というか、新さんが凄く大人っぽく見えた。

 一瞬にして心拍数が急激に上がり、返事も素っ頓狂なものになってしまう。

「神菜。」

「は、はいっ!」

 青紫の瞳に見つめられて、熱暴走が起きるんじゃないかと心配になる。

 その瞬間、新さんがさっきの白い箱を私に差し出してくれた。

「誕生日おめでとう。これは俺からの誕生日プレゼントだ。開けてみてくれ。」

「あ、ありがとうございますっ……!」

 恐る恐る、少し震える手で箱を受け取る。

 持ってみるとその箱は思ったよりも重厚感があって、すぐに高級なものだと分かった。

 い、一体何が入ってるんだろう……。

 こんなもの貰った事なかったから、自然と緊張してしまう。

 だけどせっかく、新さんがくれたんだ。開けなきゃ失礼だろう。

 ……よしっ。

 私は一呼吸置いてから、ゆっくりとその箱を開けた。

「……これ、って。」

 う、嘘っ……。