最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

 それに、喋らないのも寂しいし……。

 だけど、尋ねてみたはいいものの少し不思議に思うところがあった。

 歩く事になるかもしれない、とは……?

 私としては歩く事は全然良いんだけど、どういう意味なのかが分からないというか……。

 まぁでも、多分着いたら分かるよね。

 あれこれ何でも尋ねるのは良くないと思い、私はちょっとだけ不思議に思いつつも聞かないでいた。

 新さんのお家、どんな感じなのかなっ……。

 というか、緊張が解けない……。

 友達のお家の行くのと、好きな人のお家に行くのとは気の持ちようが違うって分かってはいるけど……私ばっかり浮かれているのかもしれない。

 しかも泊りがけだし……うぅっ、心臓が持つか分からない。

 正直のところ、どうしてこんな急に新さんのお家にお泊りする事になったのか未だに分かっていない。

 私なんかが、新さんのお家に行っても良いのかって心配もあるし……。

 そう思ったら気持ちがどうしようもなく落ち込んでしまい、ぎゅっとスカートの端を握り締める。