最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

「大丈夫です! いつでも行けます!」

「流石だな、神菜。」

 私が同じように満面の笑みを返すと、新さんは決まって頭を撫でてくれる。

 それが凄く好きで、つい頬がそれ以上に緩んでしまう。

「えへへっ……。」

「可愛いな。」

 そんな言葉と共に、流れるように落とされたキス。

 まだ私はキスに耐性がないから、ビクッと肩が震えてしまった。

 新さんはそれが面白いのか、クスッと笑っている。

 ……意地悪な新さん。

 意地悪は、あんまり好きじゃない。不意打ちも、得意じゃない。

 だけど、新さんからのものだから……もっともっと好きって気持ちになる。



「新さんのお家ってどのくらいの場所にあるんですか?」

「そうだな……あまり遠くはないからすぐ着くとは思うが、家の中に入るまでに少し歩く事になるかもしれない。」

 荷物を新さんのお家の車に積ませてもらってから、広いリアシートに新さんと並んで座る。

 移り行く景色をぼんやり眺めながら、不意に思った事を尋ねてみた。

 単純に新さんのお家の事が気になったし、ちょうどいい話題だと思ったから。