――そんなに可愛く、そんな願いを言わないでくれ。
今度こそ、タカが外れる。
「まぁ……な。」
結局俺が言えたのはこれくらいで、心底情けないと思う。
だが当然の理だろう。神菜のこの可愛さを目の当たりにして、平静なんて保ってられない。
それを分かっていながらなのか、神菜は追い打ちをかけるような行動を起こした。
「私……新さんにキスされるの、好きです。」
「っ……。」
「もちろん、こうやってぎゅーってするのも大好きです。というか、新さんが大好きですっ。」
そこで不自然な間を置き、神菜はすぅっと深呼吸をしてから。
「寂しかった、ので……今日はずっとこうしていたいです。」
「……っ、当たり前だろ。」
「わっ……!」
俺からも抱きしめ返し、神菜を自分の腕に閉じ込める。
珍しいと思った、神菜から甘えて願ってくれるなんて。
いつも欲しがっているのは俺ばかりかもしれない……と考えていたのが馬鹿みたいだ。
そう思うと同時に、神菜も離れたくないと思ってくれているのが改めて分かって心臓が痛くなる。
今度こそ、タカが外れる。
「まぁ……な。」
結局俺が言えたのはこれくらいで、心底情けないと思う。
だが当然の理だろう。神菜のこの可愛さを目の当たりにして、平静なんて保ってられない。
それを分かっていながらなのか、神菜は追い打ちをかけるような行動を起こした。
「私……新さんにキスされるの、好きです。」
「っ……。」
「もちろん、こうやってぎゅーってするのも大好きです。というか、新さんが大好きですっ。」
そこで不自然な間を置き、神菜はすぅっと深呼吸をしてから。
「寂しかった、ので……今日はずっとこうしていたいです。」
「……っ、当たり前だろ。」
「わっ……!」
俺からも抱きしめ返し、神菜を自分の腕に閉じ込める。
珍しいと思った、神菜から甘えて願ってくれるなんて。
いつも欲しがっているのは俺ばかりかもしれない……と考えていたのが馬鹿みたいだ。
そう思うと同時に、神菜も離れたくないと思ってくれているのが改めて分かって心臓が痛くなる。

