最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

 しかも、重ねれば重ねるほど……甘さが増していく。

 神菜に無理はさせられないから、あまり多くできないが。

 だけれど、必死に追いついてこようと頑張っている神菜に笑みが零れる。

 だからこそ、加虐心が煽られる。

 俺はいじめたがりなほうではないが、相手が神菜だとしたらどうしても。

 欲張って強欲になってしまい、求めてしまう。

「……あらた、さん……っ。」

「悪かった、調子に乗ってしまった。」

 素直に気持ちを伝えると、神菜は真っ赤だった顔をもっと赤く染めた。

 そして無言で、俺の胸板を叩く。

 けれどポカポカと効果音が鳴りそうな弱いもので、クスッと笑ってしまう。

 こいつは何をしても、どうしてようが可愛い。

 ……愛しても、愛したりないくらいに。

「もうしない、無理には。」

「……それは、私がお願いしたらしてくれる……って事ですか?」

 やめてくれ、息ができなくなる。

 神菜は俺を殺す気なのか? 俺をどうさせたいんだ?

 これ以上可愛くなって、困るのは俺だと言うのに。