最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

 新さんに触れられてるだけで、落ち着く……。

 ……甘えてみたい、な。

 つい出来心でそう思った私は、普段はしないけど新さんの手を自分の頬に持ってきてすりすりした。

「っ……神菜?」

「私、ちょっとだけ甘えたいです。いい、ですか?」

 ふふっと微笑みながら尋ねてみると、新さんは驚いたように目を見開いたけどすぐに笑った。

 そして私の頬を優しく、包み込むように撫でてくれる。

「もちろんだ。というか俺が甘やかしたいと思っているから、わざわざ聞かなくてもそうしてやる。」

「えへへっ……やったぁっ。抹茶のケーキも、後で一緒に食べましょうねっ。」

「あぁ。」

 私は新さんのそんな返事にまた安心を覚えながら、終始頬が緩みっぱなしでいた。