最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

 本当に、新さんはいつでもかっこいい……。

 改めてそう思いながら幸せに浸っていると、私の言葉通り部屋に入ってくれた新さん。

 お姫様抱っこされたまま、リビングのソファに座るとそのままもう一度抱きしめられた。

 まるで、幸せを噛み締めるように。

「本当にすまなかった。泣かせてしまうほど、寂しいと思わせてしまっただなんて。」

「いえ……新さんのお仕事、忙しいって分かっていたので謝らないでくださいっ。我慢できなかった私のほうが、謝らなきゃなので……」

「俺だって、我慢の限界だった。」

 私の頭を撫でながらそう言う新さんは、苦しそうで切なそうな声色をしている。

 それに不覚にも、キュンっと胸が高鳴った。

 新さんも、そう思ってくれてたんだ……。私だけじゃなかったんだ……。

 ふわふわと心の奥が温かくなり、安心しきって頬が緩んで目を瞑る。

 その頭上から、新さんの言葉は続けられた。

「いつ何時でも神菜に会いたくて仕方がなくて、仕事が手につかない時だって正直あった。四六時中、傍に居たいのに居られないのがこんなにも苦痛なのかと、改めて思ってしまった。」