そんな言葉が零れ、気付けばお菓子作りも終盤。
はっと気付いた時には、全てやってしまっていた。
あとは焼けるのを待つだけ……。
だけども結局、そんなに時間は潰せなくて。
“寂しい”が増えただけになってしまった。
う~……新さんに会いたい。
わがままは言うものじゃない、と分かってはいる。
……けど、居ても立っても居られなくって。
――プルルルッ
《どうした、神菜。》
あっ、出て、くれた……。
忙しいかもしれないから出てくれないかも、なんて考えていたけどそれは杞憂で。
新さんの声を聞いた瞬間、張りつめていた“寂しい”の糸が切れたような感覚に苛まれた。
「新さん……あ、あのっ……。」
どうしよう、言ってしまってもいいんだろうか。
言葉が出る直前にそう踏み留まり、口ごもってしまう。
それを不審に思ったらしい新さんは、心配そうな声色でこう尋ねてくる。
《何かあったのか? 困った事でもできたか?》
ぎゅ、っと心臓が掴まれたように苦しくなる。
はっと気付いた時には、全てやってしまっていた。
あとは焼けるのを待つだけ……。
だけども結局、そんなに時間は潰せなくて。
“寂しい”が増えただけになってしまった。
う~……新さんに会いたい。
わがままは言うものじゃない、と分かってはいる。
……けど、居ても立っても居られなくって。
――プルルルッ
《どうした、神菜。》
あっ、出て、くれた……。
忙しいかもしれないから出てくれないかも、なんて考えていたけどそれは杞憂で。
新さんの声を聞いた瞬間、張りつめていた“寂しい”の糸が切れたような感覚に苛まれた。
「新さん……あ、あのっ……。」
どうしよう、言ってしまってもいいんだろうか。
言葉が出る直前にそう踏み留まり、口ごもってしまう。
それを不審に思ったらしい新さんは、心配そうな声色でこう尋ねてくる。
《何かあったのか? 困った事でもできたか?》
ぎゅ、っと心臓が掴まれたように苦しくなる。

