最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

 どうして、なんて尋ねるのは……これ以上は無礼な気がする。

 だから私は、その風羽さんの気持ちごと……風羽さんと仲良くしたい。

 例え、応えられない酷なものだとしても。

 私に風羽さんを咎める事は、できないから。

「風羽さん、私今度あのメイドさんとお話してみたいですっ。」

「それくらいなら全然大丈夫だよ。それじゃまた、日程調節しよっか。」

「はいっ、ありがとうございます!」

 話を逸らそうとあからさまに話題を変えたけど、風羽さんの表情は少し暗いままで。

「そろそろ帰らなきゃ、神々に心配かけるんじゃない? 僕と一緒に居るってバレたら、神菜も嫌でしょ?」

「……ありがとう、ございます。風羽さん、早く体調治してくださいねっ。」

「うん、分かってるよ。神菜も体調には気を付けてね。」

「はい。……今日、風羽さんと話せて良かったです。」

「僕もだよ。ありがとう、看病してくれて。」

「……どういたしまして、です。」

 風羽さんは私の心の内を分かってくれている。どうやって見透かされたんだろう。

 そう思ってしまったけど、風羽さんの言う通りだった。