最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

 このままずっと猫だった、それはそれで困りそうだしなぁ……。

「今のかっちゃん、僕とお揃いだね~。でも今僕に耳生えてないのが残念かも~。」

「あっ、そうだよねっ……!」

 にこにこしているも少し落ち込んでいる様子の和向君に、ポンッと手を打つ。

 和向君は獣の猫族だもんね……普通は猫耳とか尻尾とか、あるはずだよねっ。

 耳が生えていない和向君が見慣れていて、あっと声を上げてしまう。

 獣族は獣耳や尻尾が生えているだけで、その他は人間とさほど変わらない。

 だけど、猫耳生えてる和向君見てみたいかも……。

「神菜ちゃん猫ちゃんになっちゃってる……! にゃって言って、神菜ちゃん!」

「へっ……にゃ、にゃっ。」

「可愛いっ!」

 めいちゃん、何故そんなお願いを……。

 嫌というわけではないけど、少し恥ずかしい。

 ……でもどこか、ノリノリの自分もいたりする。

 そ、それでもこのままは……ダメな気がする。

 自分でも魔術をかけて何とかしようとするも、どうしてか消えたり治ったりしない。