最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

「無理もありませんよ。風羽さん、相当辛そうだったんですから……意識が定かじゃなくて、当然です。謝らないでください。」

「あはっ、神菜は優しいね。そう言ってくれるの、神菜くらいだよ?」

「えっ……そ、そんなわけないと思いますけど……」

「あるよ、全然。僕の周りには意地悪な人ばっかりいるからねー。」

「そう、ですかね……?」

 こてん、と効果音が付きそうなくらい可愛らしく、神菜は首を傾げてみせる。

 それすらに心臓が刺激を受け、うっと押さえかけた。

 ……神菜ってほんと、いつ何時でも可愛いよね。困っちゃうくらいに。

 そう思っていたところで神菜は思い出したように「あっ。」と小さく声をあげ、お粥が乗ったお盆を僕に渡した。

「これ……お粥です。朝ご飯は食べていなさそうだったので……お腹空いてるかなと思って持ってきました! 食べれそう、ですか?」

「……神菜の、手作り?」

「はいっ。僭越ながら、キッチンを借りて作らせてもらいました!」