入ってきてくれたのはなかなか見れない、というかさっき見れなかった神菜。
滅多に見る事ができない可愛らしい私服で、こんな時でも胸が高鳴る。
それに、ふわふわと揺れている髪を後ろで一つに束ねているのも可愛くて仕方がなかった。
「お、起きてて大丈夫ですかっ!? 無理してないですか……!?」
神菜は僕をまっすぐ見つめた後、眉の端を下げて急いでこっちに来てくれる。
その時になってようやく、神菜がお粥を持ってきてくれていた事に気付いて、ふわっと心が温かくなった。
「大丈夫だよ。神菜、心配してくれてありがとう。」
「……私、びっくりしたんですからね。急に風羽さんから電話が来たと思ったら、苦しそうな声してて……すっごく、焦りました。風羽さんに、何かがあったんじゃないかって……。」
お粥をテーブルに置いた神菜はおもむろにそう呟いた。
神菜が落ち着いた所作で目を伏せると、影が落ちる。
その影全体が、神菜の心配や不安を体現しているように見えた。
「ごめんね、心配かけちゃって。僕、神菜に電話してたんだね。意識が定かじゃなかったから、あんまり覚えてないや。」
滅多に見る事ができない可愛らしい私服で、こんな時でも胸が高鳴る。
それに、ふわふわと揺れている髪を後ろで一つに束ねているのも可愛くて仕方がなかった。
「お、起きてて大丈夫ですかっ!? 無理してないですか……!?」
神菜は僕をまっすぐ見つめた後、眉の端を下げて急いでこっちに来てくれる。
その時になってようやく、神菜がお粥を持ってきてくれていた事に気付いて、ふわっと心が温かくなった。
「大丈夫だよ。神菜、心配してくれてありがとう。」
「……私、びっくりしたんですからね。急に風羽さんから電話が来たと思ったら、苦しそうな声してて……すっごく、焦りました。風羽さんに、何かがあったんじゃないかって……。」
お粥をテーブルに置いた神菜はおもむろにそう呟いた。
神菜が落ち着いた所作で目を伏せると、影が落ちる。
その影全体が、神菜の心配や不安を体現しているように見えた。
「ごめんね、心配かけちゃって。僕、神菜に電話してたんだね。意識が定かじゃなかったから、あんまり覚えてないや。」

