最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

「……ゆ、ゆっくりですよ? そっと触ってくださいね!?」

 咲空さんが興味津々といった様子で私に確認を取ってくる。

 ゆ、ゆっくりなら……大丈夫、かな……。

 でも一応念の為、たくさん念を押しておく。

「分かってる。そんな大声出すなよ。」

「……ごめんにゃさい。」

「別に謝ってほしいわけじゃないんだが……。」

 けれど押しすぎてしまったのか、怒られてしまった。

 ううっ、いつになったら猫語取れるんだろうっ……。

 勝手にな行が「にゃ」に変換されるのは、やっぱり生活の中で困るだろう。

 一秒でも早く治ってほしいなぁ……。

「うわ……これ本物じゃねぇか。どうなってんだよ、これ……。」

「さ、咲空さん……そろそろ、くすぐったいですっ。」

「……悪い、つい面白そうだと思ってしまった。」

 わっ、謝らないでくださいっ!

 本当に申し訳なさそうにしている咲空さんに、急いで首を横に振る。

「だ、大丈夫ですよ……! だけどこの耳と尻尾、どうしましょう……。」

 本当に治らなかったら、どうしよう……。