最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

「何でそんな弱気なの? ……僕が一緒に居たいんだってば。」

 神々のおかげで多少は自己肯定感が上がってきてるんだろうけど、この様子だとまだまだ低いほうだ。

 神菜って、どうしてこうも自信なさげなんだろ……。遠慮するのはこっちのほうなのに。

 大方、自分の立場がどれだけ凄いものなのかって理解ができていないだけなんだろうなぁ……。

 念を押すようにそう口にすると、ぐぬぬと言わんばかりの表情を浮かべた神菜。

「……て、天さんがそう言ってくれるのなら……私も一緒に居たいですっ。一人じゃやっぱり、こういう場所は怖くて……。」

「慣れてないのなら仕方ないよ。僕だって最初はおどおどしっぱなしだったし。」

「ふぇ? そうなんですか?」

「そりゃあね。誰だって最初はそういうもんだよ。」

 まぁそれは、もう十年以上前の話だけど。

 知らない人間が大勢居るところに慣れるのは、何度もそういう機会を重ねていかなきゃダメなんだよね。

 それで僕もようやく慣れたんだから、これが初パーティーの神菜が萎縮してしまうのも無理ない。