……とりあえず、引き離すか。
どす黒い気持ちが体の中を駆け巡って、またも舌打ちが零れ出る。
「ねぇ君ら、気安くこの子に触らないほうがいいと思うよ?」
「そ、空衣様……っ! え、えっとこれは……」
「何? 怯える暇があるんだったら、さっさと会場に戻りな。」
神菜の腕と腰を引いて、自分のほうに持っていく。
そして軽く、優しい力で抱きしめた。
「ほら、早く。君らだって、パーティー楽しみたいでしょ?」
「……で、ですが」
「神々はここまで優しくないよ。」
そう伝えると、ようやく気付いたのかすぐに戻っていった。
執着気質の奴はどんな輩でも面倒だね……創や僕も、だけどさ。
あの男共が去っていったのを見送ってから、神菜に視線を落とす。
「神菜、あいつらに何にもされてない? 大丈夫だった?」
「だ、大丈夫です……で、でも、は、離してくれるとありがたいかも、です……。」
「……あぁ、ごめんね。咄嗟に手が出ちゃってたよ。」
ごめんなんて、全然思ってない。咄嗟に、ってのも嘘。
どす黒い気持ちが体の中を駆け巡って、またも舌打ちが零れ出る。
「ねぇ君ら、気安くこの子に触らないほうがいいと思うよ?」
「そ、空衣様……っ! え、えっとこれは……」
「何? 怯える暇があるんだったら、さっさと会場に戻りな。」
神菜の腕と腰を引いて、自分のほうに持っていく。
そして軽く、優しい力で抱きしめた。
「ほら、早く。君らだって、パーティー楽しみたいでしょ?」
「……で、ですが」
「神々はここまで優しくないよ。」
そう伝えると、ようやく気付いたのかすぐに戻っていった。
執着気質の奴はどんな輩でも面倒だね……創や僕も、だけどさ。
あの男共が去っていったのを見送ってから、神菜に視線を落とす。
「神菜、あいつらに何にもされてない? 大丈夫だった?」
「だ、大丈夫です……で、でも、は、離してくれるとありがたいかも、です……。」
「……あぁ、ごめんね。咄嗟に手が出ちゃってたよ。」
ごめんなんて、全然思ってない。咄嗟に、ってのも嘘。

