最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

「は、はい……!」

 新さんから差し出された大きな手を握り、じっと館を見据えた。

 ……パーティー、とにかく頑張るぞっ!

 一体どんなパーティーなのか、ちょっぴりわくわくする気持ちを胸に抱く。

 そして一歩、会場の中へと足を踏み入れた。



 キラキラした装飾、眩しいほどの照明、色彩豊かな会場内。

 初めてこういう場に来たものだから、落ち着けるわけがなく。

「わぁっ……! 綺麗っ……! 新さん、すっごくキラキラしてます!」

「神菜は本当に感情豊かだな。可愛い。」

「んな……か、かわっ……! こ、公共の場ではあんまり言わないで、ください……っ。」

「悪いな、本当の事を言っただけなんだが。」

 子供のようにはしゃぐ私を、優しい微笑みで見つめてくる新さん。

 けどすぐにそう言われたものだから、かぁっと顔に熱が集まってしまった。

 い、言われるのは嬉しいけど……せ、せめて二人きりの時じゃなきゃ……恥ずかしい。

 ……でも新さんってたまに抜けてるところがあるから、そう強くも言えないんだよね。