最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

【side神菜】

「聞きたい事、ですか?」

「はい。これを聞く為に来たのも一つの理由です。」

 私の目の前には、不思議そうな表情を浮かべている創さんが。

 今日創さんのお屋敷に来たのは……どちらかと言うと、こっちが本題のような気がする。

 誕生日プレゼントを私に来たのも、立派な理由ではあるけど……。

 ともあれ、あんまり長引かせてはいけない。

 すぐにそう思い至った私は、静かに創さんを見据えた。

 ベージュの瞳が不安な影を落としていて、何を言われるか怯えているようにも見えた。

 それでも私は、はっきりさせないといけない。

 ずっと長引かせていてしまっているし、今日で調べないと。

 その決意の元、私は口を開いた。

「創さんは何故、殺戮魔術を召喚してしまったんですか?」

「……っ。それ、ですか。聞きたい事って言うのは……。」

「あっ、創さんを責めに来たわけじゃないですよっ! 悪意があって召喚したものじゃないって分かってますし、ただどうしてそうなっちゃったんだろうって気になっただけで……。」