最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

 神菜がごそごそと、大きめのバッグから取り出したのは薄緑色の袋。

 上のほうが濃い緑色のリボンで縛ってあり、まるでプレゼント包装のよう。

「はい! 受け取ってください!」

「あ、ありがとうございます……。」

 言われるがまま、その袋を手に取る。

 質感が良い。やはりラッピング用の袋で間違いない。

 でも、どうしてこんなもの……。

 ……――あぁ、そういう事か。

 そう不思議に感じたと同時に、僕の視界にこんな言葉が目に入った。

【お誕生日おめでとうございます、創さん!】

 ……そっか、今日って僕の誕生日か。

 今年はいろいろありすぎていて、すっかり抜け落ちていた。

「どうしても今日中に渡したくて……プレゼント、気に入ってくれると嬉しいですっ。」

「……開けても、いいですか。」

「もちろんです! どうぞ遠慮なく開けちゃってください!」

 許可を取ってから、するりとリボンを解く。

 少し開いて、恐る恐る取り出してみる。

「……これ、って……。」

 すると出てきたのは、所々に金の刺繍がしてある紺色のボディバッグだった。