「神々さんはご一緒ではないのですか?」
そういえば、神々の姿が見えない。
てっきり僕のところに来るのなら、神々が同行していると思ったのに。
神菜が許しても、神々は許してはいないだろう。
それなのに、神菜が一人でいるとはどういう事なんだろうか。
「新さんは理事長とお話があるらしくて……一緒には来ているんですけど、今は別行動なんです。」
「あぁ、そうだったんですね。」
安心したような、がっかりしたような。そんなよく分からない感情が苛む。
神々が居ると分かっているなら安易に手出しできないから、自制はできる。
けれどやはり神々は居るんだな、という落胆の気持ちもないわけではない。
……まぁ、こんな事思っていても、どうにもならないのは知っている。
静かに思いを馳せていると、神菜がおもむろに「あっ!」と思い出したように声を上げた。
「ここに来た目的を忘れかけてました……! 今日、ここに来たのは……これを創さんに渡したかったからなんですっ!」
「え……これ、を?」
そういえば、神々の姿が見えない。
てっきり僕のところに来るのなら、神々が同行していると思ったのに。
神菜が許しても、神々は許してはいないだろう。
それなのに、神菜が一人でいるとはどういう事なんだろうか。
「新さんは理事長とお話があるらしくて……一緒には来ているんですけど、今は別行動なんです。」
「あぁ、そうだったんですね。」
安心したような、がっかりしたような。そんなよく分からない感情が苛む。
神々が居ると分かっているなら安易に手出しできないから、自制はできる。
けれどやはり神々は居るんだな、という落胆の気持ちもないわけではない。
……まぁ、こんな事思っていても、どうにもならないのは知っている。
静かに思いを馳せていると、神菜がおもむろに「あっ!」と思い出したように声を上げた。
「ここに来た目的を忘れかけてました……! 今日、ここに来たのは……これを創さんに渡したかったからなんですっ!」
「え……これ、を?」

