最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

 けれど罰なしも、それはそれでどうかという事で。

『私の仕事を代わりにこなすんだ。それがお前への、殺戮魔術の件の罰だ。』

 ……らしい。

 どうしてこんな甘い罰で済んでいるのだろうかと思うけれど、まぁいい。勘当がないだけでもありがたいと思わないと。

 でもやはり一番感謝すべきなのは……神菜だ。

 神菜が僕を肯定してくれたから、僕を許してくれたから、今ここに居られる。

 本当にあの人には、感謝してもしきれない。

 きっとこの夏休みの間は、神々と甘いひと時を過ごしているんだろうな……。

 夏休み中は会えない事には承知しているが、どうしても会いたいと思ってしまう。

 一目だけで良い。それだけで疲れ切った魂が癒されていくだろうから。

 ……けれど流石にそんな図々しい事は言えない。神菜に会えない事含めて、僕にとっての罰になるのだろう。

 はぁ、ともう一度つまらないため息を落とし、仕事に取り掛かる。

「……創様。」

「何ですか。」

 だけれど、万年筆を握ったところで阻止された。