最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

 確かにさっきのジェットコースター、揺れが半端なかったもんね……。

 私は元々揺れに耐性があるほうだから、大丈夫ではある。

 だから、できる事ならもう一度乗ってきたい気持ちはあるけど……新さんたちをほっとくわけにはいかない。

 お水でも買ってこよう。私が言いだしたんだから、みんなの調子が戻るまで見ておかなきゃ。

「……神菜、ジェットコースター行ってきていいぞ。」

「ふぇ? そ、そんな事できないですよ! 新さんたちのこと、心配ですもんっ。」

「いや、翔葉と和向は俺が見ておくから、疾風たちと行ってこい。行きたいんだろ?」

 ぐぬぬ……そ、そうだけど……。

 でも私がこんな目に遭わせたのも同然なのに、無責任に遊ぶなんて。

 そう口ごもっていたら、明李君が元気づけてくれるように私の腕を引いた。

「ほら! 新さんもそう言ってくれてるんだし、もう一回だけ行こっ?」

「そうだな。新さん、明李のことは俺が監視しとくんで安心してくださいね。」

「え、監視って何!? ねぇ疾風、僕ってそんな信用ないの!?」