最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

「僕もいけるほうかなぁ? あっ、落ちるよ神菜!」

 明李君にそう教えてもらった私は、慌てて両腕を空に届ける勢いで上げた。

 瞬間、一瞬ふわっと体が浮いて一気に急降下した。

 これが、ジェットコースター……!

「わぁぁぁーーー!!!」

 思いっきり声を張って、全力でジェットコースターを楽しむ。

 ジェットコースターって怖いものばかりだと思ってたけど、全然そんな事ないや。

 これは楽しすぎるっ……!

 その後もぐるっと一回転したり、途中で急停止したり、かと思えばまた凄い勢いで進んだり。

 長いレールだって事もあって長く楽しめて、終わった頃には自然と声が洩れた。

「ジェットコースターってこんなに楽しいんだね! 私、もう一回行きた――……み、みんな大丈夫?」

 そう、私は楽しめた……けど。

「…………はぁ。」

「いや……大丈夫じゃねぇよ。気持ち悪……。」

「僕ちょっと休憩~……流石に無理だね~。」

 新さんと翔葉さん、和向君は酔ってしまったらしくぐったりしてしまった。