最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

 ……その心配は、どうやら無用だったようで。

 疾風君と和向君、そして明李君がそう言ってくれたおかげで心が軽くなった。

 ふふっ、楽しみだなぁっ……!

 遊園地なんて、幼い頃に一度行っただけだったから今から楽しみ。

「……あーもー、ほんと可愛いなぁ。」

 だから明李君がそう言った事を、浮かれていた私は知らなかった。



 ……遊園地って、こんなに広いものだっけ?

 遊園地に行く約束をした数日後、私は大きなゲートの前に立っていた。

 隣には、私と同じようにゲートを見つめている新さん。

 なんせ今日は現地集合らしく、私たちは早めに着いてしまった。

「遊園地なんて、小学生以来だな。」

「新さん、楽しみですか?」

「そりゃ、久しぶりだから少しは浮かれてしまう。」

 そう言った新さんは、私に視線を向けてふっと微笑む。

 私も同じように返すと、優しく頭を撫でられた。

「だが、神菜と居られるからもっと楽しみになっている。」

「……えへへ、私もですっ。」

 新さんはさらっと、スマートに伝えてくれるから私も伝えやすい。