最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

 どうしよう……今のうちに薬とか、持ってきたほうがいいかな……。

 そう心配になった時だった。

「咲空さん、大丈夫ですか……?」

 まだ痛んでいるのだろう、厳しい表情を浮かべつつも起き上がった咲空さん。

 何故か私を見て、驚いた表情を浮かべた。

「……かん、な? 何で、ここに……――っ。」

 痛みが襲ってきたのか、咲空さんは手で頭を抑える。

「大丈夫……じゃないですよね……。私、薬持ってるので持ってきますね! ちょっと待っててください!」

 一刻も早く治るように、すぐに行動に移す。

 良かった、予備の頭痛薬を持ってて……。

 手早く薬とお水を用意して、再び咲空さんの元へと向かった。

「これ、薬です。一応頭痛薬持ってきたんですけど……別のところが痛んだりとかは、してませんか?」

「……あぁ、大丈夫だ。薬、貰う。」

 しんどそうに体を持ち上げた咲空さんに、心配が募っていく。

 今にも倒れてしまいそうで、支えが利かなそうだ。

 だから、私にできる事をしようと手を伸ばす。