【side咲空】
「……終わんねぇ。」
机に突っ伏し、はーっとため息を吐き出す。
流石に体がやべぇ……このまますればガタが来る。
今俺は、くそ面倒なZenithの仕事をしている。
今日中に終わらせないといけない資料が、あのくそ野郎(=風羽)のせいで溜まりに溜まっている。
それなのにあいつは今日来栖財閥主催のパーティーに行ってるし、そのせいで仕事を押し付けられていた。
本来は俺がやる仕事じゃねぇのに……なーんで俺がやってんだよ。
「おい風羽、さっさと戻って仕事しろ。」
《だから無理だって言ってるじゃん。今日は当分帰れそうにないし、帰ろうと思っても父さんが帰してくれないよ。そりゃあ、仕事押し付けたのは悪いなって思ってるけどさ……》
「だったら早く帰れ仕事しろ。こちとら一昨日から徹夜なんだぞ。」
《……ご愁傷様。》
「おい誰のせいだと思ってんだ。言い訳は良いからマジで帰れ、今すぐ。」
《無理だって言ってるでしょ? 僕だって帰れたら帰りたいけど……あ、ごめん呼ばれたから切るね。》
「……終わんねぇ。」
机に突っ伏し、はーっとため息を吐き出す。
流石に体がやべぇ……このまますればガタが来る。
今俺は、くそ面倒なZenithの仕事をしている。
今日中に終わらせないといけない資料が、あのくそ野郎(=風羽)のせいで溜まりに溜まっている。
それなのにあいつは今日来栖財閥主催のパーティーに行ってるし、そのせいで仕事を押し付けられていた。
本来は俺がやる仕事じゃねぇのに……なーんで俺がやってんだよ。
「おい風羽、さっさと戻って仕事しろ。」
《だから無理だって言ってるじゃん。今日は当分帰れそうにないし、帰ろうと思っても父さんが帰してくれないよ。そりゃあ、仕事押し付けたのは悪いなって思ってるけどさ……》
「だったら早く帰れ仕事しろ。こちとら一昨日から徹夜なんだぞ。」
《……ご愁傷様。》
「おい誰のせいだと思ってんだ。言い訳は良いからマジで帰れ、今すぐ。」
《無理だって言ってるでしょ? 僕だって帰れたら帰りたいけど……あ、ごめん呼ばれたから切るね。》