最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

「いい、かな?」

「うんっ、もちろんいいよ! 実は寂しかったんだ……新さんの電話、お仕事だって分かってるんだけどね……。」

「多分すぐに帰ってきてくれるよっ! 新さん、かっちゃんのこと大好きすぎるもん。」

「えへへ……そうかなぁ。」

 ……ちょっとくらい、いいよね?

 ふにゃりと笑って答えてくれるかっちゃんは、きっと天使の部類。

 あ、でも会長は可愛くないもんね~……かっちゃんのほうが本当の天使族っぽいけど。

 なんて事は言えないから、心の中にしまっておく。

 それよりも、かっちゃんとせっかくお話しできるんだからいっぱいしなきゃね。

「かっちゃん、そういえばこの前疾風の家行ったんでしょ~? どうだった?」

「どう、かぁ……。うーん、そう言われると難しいけど……とにかくお家が大きかったのは覚えるかなぁ。疾風君は全然そう思ってないみたいだったけどね。」

「やっぱ疾風ん家おっきいよね~。僕だけが思ってるんじゃなくて良かった~。」

「あ、和向君もそう思うよね! それなのに疾風君は思わないなんて……自分のお家だから、気に留めないだけなのかな?」