最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

 新さんのこと大好きだし、いつまでもついていきたいって思う。

 その時の僕を認めてくれたのは、疾風と新さんだけだった。

 猫族は野生の猫と同じ習性を持つ為、その習性に大体の猫族は従順。

 けど僕はほとんどその逆を好んでいたから、族長からは忌み嫌われていた。

 唯一猫らしいのは、マイペースなところだけ。

 それだけだったからその時ばかりは、自分は出来損ないなんだって思ってた。

 そこを新さんに拾われて、今も仲良くしてる。

 だからこそ、かっちゃんと新さんの仲を引き裂くような事はしたくない。

 二人とも大好きで尊敬してるし、わざわざ嫌な奴にはなりたくないもん。

「お待たせしました~……って、あれっ? かっちゃん、新さんは~?」

「今翔葉さんと電話してるから、お店の外に居るよ。」

「そっか~……。とりあえずこれ、持ってきたよっ!」

「わっ、ありがとうっ……! すっごく美味しそう……!」

 僕がパンケーキとアイスティー、それからブラックコーヒーを置くと、かっちゃんは目をキラキラ輝かせてた。