最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

「父さん、この人たちは僕の友達だから任せてほしいな~。いい?」

「あ、あぁ……ま、任せたぞ。説明は後で、な。」

「ふふっ、ありがと~。」

 ふわっと笑った和向君は、未だざわざわしている店内を介さず案内してくれた。

「お客様二名入りま~す! それじゃ、案内するねっ。」

「あ、うん……! 新さん、行きましょう?」

「……視線が鬱陶しいな。」

 迷惑そうに、はぁ……とため息を吐く新さん。

 新さんも目立つの、苦手なのかな……そうだったら、申し訳ない事しちゃったかも。

 そう思ったけど、ぎゅっと握り直された手から安心が伝わってきて。

 ……後でちゃんと、謝ろう。

 私はすぐにそんな考えを抱いて、新さんの手を握り返した。