最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

 学園からはそう遠くない場所にある、そのカフェ。

 三十分ほどして着いた目的地で降りて、感嘆の声を上げた。

「わ……やっぱりおしゃれだ。」

 テレビで見るよりも綺麗でおしゃれなお店に目を奪われながら、中の様子を窓からちょこっと見てみる。

 わぁっ……猫ちゃんがいっぱいっ。

 中に入らなくとも猫の存在を確認できて、私のテンションは上がりつつあった。

「新さんっ、早速入りましょうっ!」

「あぁ、そうだな。」

 わくわくしながらお店の扉を開けて、カランカランといったベルの音を聞く。

 それと同時に奥から店員さんが出てきてくれた。

「いらっしゃいませ~、何名様ですか……――って、うぇぇぇ!?!? 元宮様と神々様ぁぁぁ!?!?」

 へっ……?

 猫耳と尻尾が付いている可愛らしい店員さんは、私と新さんを交互に見て大きな声を出した。

 そのせいなのか、お店の中に居たお客さんのほとんどが私たちに注目した。

「うわマジじゃん……リアル元宮様だ……。」

「なぁ、サイン貰って来ようぜ! こんな機会滅多にないって!」