最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

 正直にそんな気持ちを口にしてみる。

 それが多分、ダメだったんだ。

「ったく……どうしてそこまで可愛いんだ。」

「うぇ? ……ひゃっ。」

 額にリップ音が響いて、首筋にキスを落とされる。

 しかも普通のキスではなくて、ちょっと痛みが残ったもの。

 それがすぐに分かるところに付けられて、思わず両手で隠してしまった。

「あ、新さんっ……!」

「……悪い。神菜が可愛すぎて、してしまった。」

 むくーっと膨れてみせるも、悪戯を怒られた時のような反応をされてしまって怒るに怒れなくなる。

 ……新さんには本当、敵わない。

「大丈夫、です。けど、急にはやめてください! 恥ずかしいです……。」

「それじゃこれからは言ってからすればいいんだな。」

「そうしてください!」

 言われてされるのも緊張するし恥ずかしいけど、まだマシだしっ……!

 そう考えながら私は新さんにエスコートされながら、送迎者に乗った。

 新さんが手配してくれたみたいで、緊張しつつ座席に座る。

 でも、私の心の中はわくわくと楽しみでいっぱいになっていた。