最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

 僕は、やってはならない過ちを犯したから。

 ……まだ、僕じゃダメなんだろうな。

 神菜には、神々が……。

「おっ、そうだ。神菜、これ誕プレ。」

「た、誕プレ……!?」

 ネガティブ思考に陥りかけたさなか、戌待の少し照れくさそうな声が聞こえてきた。

 それと共に、神菜の驚いたような声も聞こえる。

 ……まるで、予想だにしていなかったかのように。

「あっ! 疾風ずるいっ! 僕が一番に神菜に渡したかったのに!」

「抜け駆けはダメだよ~、疾風~!」

 口々に言い、神菜にプレゼントを渡していくAnarchyの連中。

 僕だって……神菜の為に、誕生日プレゼントを用意した。

 今回の誕生日パーティーは、神々の反対を押し切って行っているもの。

 だから、神々からの条件は当然出ているわけで。

 “変なプレゼントを贈るな”……なんて、神々は優しさが滲み出てる。認めたくないけど。

 普通ならこんな男ばかり、しかも自分の彼女を狙っている男共のところに居させたくないだろうに……神菜に喜んでもらいたくて、こうして許してる。