最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

 相変わらずというか、それが母さんなんだろうけど。

 神菜に変な母親だとか思われたくないし……まぁ、神菜はそんな事思わないか。

 ヤンデレの草薙でも良い人だって言う奴だ。これくらい、何とも思わないかもしれない。

「今日元宮様が来るの本当に楽しみにしてて~、つまらないものですが受け取ってくださいなっ。」

「えっ、そんなの悪いですよ……! 私はただ、お仕事をしに来ただけなのでお気遣いなく――」

「それでもですよ! 来てくださっただけでも嬉しいので、ぜひ受け取ってください。」

「……そ、それじゃあ……ありがとうございますっ。」

 リビングで母さんが神菜に土産菓子を渡していて、神菜に対して不覚にも可愛いと思う。

 いや、あいつはいつでも可愛いけど……ぱぁって笑うのが特に可愛いっていうか……。

 自分の感情が分からなくなりかけて、一旦ため息を吐き出す。

 けど流石にそれだけじゃ落ち着かなくて、やっと神菜の一言で正気を取り戻す事ができた。

「疾風君、早速だけどお父さんに会わせてくれないかな? 病気にかかってるんだったら、早く治さなきゃだし!」