最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

 やっぱり苦手な事は上手にできなくて。

 そう思っていた時に、先輩の言葉ではっとしたんだ。

『やっぱりこういうのって、知ってる人に聞くのが一番だねっ!』

 どうして今まで、自分一人で片付けようと思い込んでいたんだろう。

 誰か知識のある人に手伝ってもらえれば、進むんじゃないか。

 そんな少しあくどいような考え方で、先輩にダメ元でお願いしてみた。

 ……だけど、本当に先輩は優しいから。

「久しぶりにしたけど、楽しいねこれっ。結構作っちゃった。」

 ふふっと頬を綻ばせながら、綺麗なアクセサリーばかりを作り出していた。

 いろんなアクセサリーを同じ数ずつ、しかもどれもデザインや色味が違っている。

 先輩って、何をとっても本当に凄いなぁ……。

 学業もスポーツもできて、その上優秀な魔術師だなんて。

 性格もすっごく素敵だし、まさに神々さんの恋人に相応しい人だ。

 ……そう思うと、チクッと心臓辺りが痛むけれど。

 神菜先輩みたいな凄い人に、恋心を抱くなんて無謀だって分かっている。