最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

 でも、姉たちは期限の一週間前まで……すっかり忘れてしまっていたらしい。

 というよりかは、依頼された数が多すぎてお手上げ状態だった。

 最初は姉たちのサボり癖がまた出たのかな、って思っていた。実際、そうだったし。

 だけど……確かに、数が多い。

 その総数、ざっと500。

 それを一週間で終わらせろだなんて、無謀にもほどがあるだろうって思わずにはいられなかった。

 元々、僕たち白風家は【白風アクセサリーショップ】というお店を営んでいる。

 だから姉の友達も、姉たちに頼んだんだろうと察した。

 けれど結局終わっていないから、僕に泣きついてきた……というわけ。

「あはは……そ、それは大変だったね。」

「本当ですよ。いい迷惑です。」

 作業しながら先輩にこうなった概要を説明し、むすっと唇を尖らせる。

 本当、あの自由奔放な姉たちには困ったもの。

 僕は手先が器用なほうではないし、むしろ苦手な部類に入る。

 でも流石に姉たちに同情して、自分なりに試行錯誤して作っていた……んだけど。