最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

 でもできるだけ必要最低限の材料で、小さめのコサージュを作ってみた。

 紫を基調として、所々にパステルカラーの宝石を混ぜる。

 最後に目立つ少し大きめの星の形をしたパーツで飾り、都真君に見せてみた。

「都真君、簡単に作ってみたんだけど……こんな感じでいいかな?」

「……え、これさっきの時間で作ったんですか? まだ、五分も経ってませんよ……?」

「も、もしかしてダメなところあった……!?」

 驚いているのか、私の作ったコサージュを見て目を見開いている都真君。

 その反応から、自分が何かまずい事をしてしまったのかと心配になった。

 いつもは自分一人で楽しんでいるから、変な感性が出てるのかもしれないっ……。

 一抹の不安に駆られた私は、申し訳なく思いながらコサージュを机の上に置く。

 ……だけど、その瞬間に都真君の感激したような声が飛んできた。

「こんな綺麗なの、一体どうやって作ったんですかっ……!? これだけでももう出せるし、売り物だって言ってもおかしくない……神菜先輩、天才ですか?」