最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

 けれど思った事をそのまま口に出すと、都真君は何かを決めたように私を見て。

「先輩っ……は、ハンドメイドって得意ですかっ?」

 なんて、期待に満ちた瞳で尋ねてきた。



「本当にいきなりごめんなさい。でも、僕一人じゃどうしてもできなくって……。」

「大丈夫、気にしないでっ。私、こういう系得意だから!」

「そ、それは良かったですっ……!」

 私は今、都真君の目の前に座ってさらっと《初心者でも安心! 簡単ハンドメイド!》という冊子を読み込んでいる。

 都真君が私にお願いしてきた事。それは……ハンドメイド、だった。

 ハンドメイドって言ってもコサージュやピアス、ネックレスなどを作る本格的なものらしく。

 それが苦手な都真君は、一人では流石に無理だと判断して頼んできたという流れ。

 私は自分で作る系は昔から好きだったから、喜んでさせてもらっている。

 とりあえず一通り冊子を読み込むと、私は早速材料を手元に置いて試作品を作ってみた。

 予め、試作品を作っていいのかは都真君に聞いてある。