最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

「わっ、ありがとうっ!」

 何か危ない事をしてもダメだし、そのまま都真君にバスケットを手渡す。

 その後都真君は少し早足で生徒会準備室へと向かって、あっという間に置いて帰ってきた。

「とりあえず置いてきたんですけど……多分、ああしてれば大丈夫だと思います!」

「都真君、ありがとうっ! やっぱりこういうのって、知ってる人に聞くのが一番だねっ!」

 良かった、都真君が居てくれて。

 誰も居なかったら困り果てちゃってたと思うし、どうすればいいか分からなくなってたと思う。

 そう思って、改めてお礼を伝える。

 だけど、都真君は考え込むような仕草をしていた。

 ど、どうしたんだろう都真君……何か、悩み事かな?

 すぐにそんな結論に行きついた私は、はてなを浮かべながらも質問してみた。

「どうしたの、都真君?」

「先輩、あの……やっぱり何事にも、知識を持ってる人が大事ですよね?」

「え? う、うんっ! そういう人が居てくれたら、安心できると思うよっ?」

 まさかの質問を返されて、一瞬戸惑ってしまった。