最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

 ほ、本当にお邪魔しちゃっていいんだろうか……。

 少しだけ申し訳ない気持ちが生まれるも、言ってしまった手前やっぱりやめとは言えない。

 それに……剣道には、興味があったから。

 剣道に限らず武道全般に興味を抱いているし、どうせなら教えてもらいたい。

 きっと、こういう機会でしかできないだろうし……。

「はいっ! それじゃあ、お邪魔します……!」

 そんな出来事があって、私は夕弥さんに剣道を教えてもらう事になった。



「じゃあまず最初に、面打ちからしていこうか。」

「は、はいっ。」

 早速練習台の前に立たせてもらって、夕弥さんの竹刀を借りる。

 竹刀って、こんな感じなんだ……。

 初めて竹刀を握ったからか、何とも言えない感情に苛まれる。

 だけどすぐ、私は夕弥さんに言われるままにまっすぐ練習台を見た。

「面打ちは基礎的な技だから、他の技よりも覚えやすいと思うよ。こうやって相手の顔が見えるまで腕を上げて……一気に打ち込むようにしてね。」

「……こ、こうですかっ?」