最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

「わぁっ……! これが道場なんですねっ!」

「もしかして、入るの初めて?」

「はいっ! 前々から興味はあったんですけど、なかなか機会がなくって……。」

「だったらちょうどよかったよ。それじゃ早速、構えからしていこうか。」

「はい! よろしくお願いします!」

 ……はぁ、こんなに無防備で大丈夫かなぁ。

 今なら神々の、神菜への過保護が凄まじいのも分かる気がする。

 こんな純粋で無邪気だと、心配にもなるだろうし。実際、俺だってこの時点で心配だしね。

 とりあえずある程度距離を取らないと、ヤバいと思う。

 自分から誘っているからやめになんでできないし、期待してくれている神菜の気持ちを踏みにじるわけにはいかない。

 できるだけ平常心を保つように意識をしながら、俺はいつもの笑顔を貼り付けた。