最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

「話を逸らせないで。はい、さっさと仕事する!」

「ちぇー……分かってるよ。夕弥、お母さんみたいだね。」

「俺だって好きで口うるさくなってるわけじゃないよ。」

「ふふ……まぁ、そうだよねー。」

 ようやく口答えをやめたのか、黙々とパソコンに向かい始めた天。

 本当、疲れる。

 夏休みだとしても気は抜けないし、こんな事が重なればストレスなんて半端じゃない。

 ……天にはさっさと、自立してほしいもんだけどね。

 昔から親友兼ライバルだった天の面倒を見るのは嫌いじゃないけど、度を越えたら流石にしんどい。

 俺も早く、やるべき事やっちゃお。

 天がちゃんと仕事をしているかもう一度確認してから、自分の資料と向き合う。

 これがなかなかに骨が折れる作業だけど、やらなきゃ帰れないし後が面倒になる。

「はぁ……しますか。」

 早く帰宅したい。そんな願いを強引に押し込め黙らせ、俺は手早く作業を進めていった。



 けど、そんな大変でストレス過多の日常を送っている中でも、しっかり楽しみはある。