最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

 そんなところも可愛いって思うけど、今はダメ。

「それじゃ、俺そろそろ行くね。またこのお礼はさせて。じゃあね、神菜ちゃん。」

「あっ、はいっ。成生さん、バイバイですっ。」

「莉生も神菜おねぇちゃんにバイバイするー!」

「ふふっ、莉生ちゃんもバイバイ。また今度会ったら、一緒に遊ぼうねっ。」

「うん! わたしもおねぇちゃんと遊びたい!」

 妹と神菜ちゃんの会話だけで、ここまで癒されるのって凄いなー……。

 元々神菜ちゃんにはマイナスイオンがある雰囲気だから、一緒に居るだけで癒されるんだけど……本当、ここまで来たら怖いな。

 それに鈍感だから何にも気付かないし……まぁ、みんなはそういう無垢なところに惚れてるんだろうけどね。

 言っちゃったら俺も、結構気に入ってるから。神菜ちゃんのこと。

 でも、この気持ちはみんなとは違う。きっと俺はずっと、そう言い聞かせる事で線引きをしてたんだろう。

 だって、今神菜ちゃんの手を握ったら……離したくないって、思っちゃうから。

 他の奴ならこの時点で行動に移してるだろうけど、俺はそこまで無神経じゃない。